青春とは、矢のようなものだな。
季節を巡り、また新しい卒業の季節がやってきた。私も夏休み明けには三年生になる。「私たちにとっても、卒業も遠い未来の話ではない」、と友達と話した。そして、みんなも同じ気持ちだった。
最近、ポッドキャストを聴いているせいで、年齢や将来の計画に関する話題をたくさん耳にした。自分では「まだ若い」と思っていても、自分よりほんの数歳年上の人も悩んでいる、そんな事実に、少し刺激を受けた。私は今、人生の分岐点にいるのかもしれない。
そういえば、先日両親から「早く恋人を探しなさい」と言われた。私はいつも通り、「はいはい」と笑って流した。まあ、私自身は別に焦っていないんだ。いろいろなことについて、するべきかしないべきか、いつするべきか、私なり考えている。私には私の人生の計画があるけれど、ただまだ両親に言っていないだけだ。支持してくれるかどうかにはかかわらず、私は自分で夢を叶え、自分の生きたい生活を現実にするつもりだ。
もちろん、子として、両親と喧嘩するつもりはない。いつか両親に理解いてもらい、彼らの自慢の息子になることにも、私には自信がある。
昨日はふと雲を見上げた。一昨日と違い姿で、とても厚くて立体感のある雲だった。真っ白の雲に、まるで手を伸ばしたら、少しちぎって手に入れられそうな、雲と手を繋ぐことができそうな気がした。

毎日そんなことばかり考えると、危うく感傷的でつまらない人間になってしまいそうだ。でも幸い、日々の生活の中にあるささやかな幸せが、いつも私に手を差し伸べてくれるのだ。

昨日も今日も晴天で 入道雲を見ていた
怠いくらいの快晴だ 徐に目を閉じて
「それ」はどうも簡単に 思い出せやしない様で
年を取った現状に 浸ってたんだよ
———— 「サマータイムレコード」- じん
令和8年6月9日